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街路樹剪定士

街路樹剪定士の概要

がいろじゅせんていし

市街地には街路樹の並木があり、夏には木陰で休んだり、都市の景観に潤いを与えてくれたりしています。樹木には剪定が欠かせないもので、木の種類により剪定の仕方が異なります。

街路樹剪定士とは?

街路樹剪定士とは街路樹の健康を守り、その機能を十分に理解したうえで効果が発揮できるよう適切に剪定する専門家です。街路樹の剪定は伸びた枝を切り落とすだけではありません。街路樹には景観を美しくするほかにも、交通安全や防災機能・環境保全などの様々な機能があります。また、木の種類によって適した土地や成長のしかたや形などの特性が違うため、剪定に適した時期や方法も木によって変わります。

一般社団法人 日本造園建設業協会の資格には、街路樹剪定士の他に登録造園基幹技能者、植栽基盤診断士、植栽基盤診断士補がありそれぞれ講習会や資格試験を行っています。

造園関係の国家資格としては造園技能士や造園施工管理技士があり、造園業関係に就職するには有利です。街路樹剪定士は民間資格ですが、就職には同じく有利になります。庭師や造園士として造園業に就職するには特に資格や学歴は問われないことが多いので、資格を持っていることは有利に働くといえます。

街路樹剪定士が技術職として造園会社に就職したときには、初任給は16万円〜20万円程度が多いといわれています。技術によって待遇が変わっていく仕事なので経験により給与はアップしていきます。近年では環境問題が取り上げられるようになり、そのため適切な街路樹の剪定の必要性が高まっています。さまざまな機関が街路樹剪定士の採用をはじめている動きがあるので、街路樹剪定士の需要は多くなっていくことでしょう。