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空調設備士

空調設備士の概要

くうちょうせつびし

建設設備関係の登竜門的な資格が「空調設備士」です。この資格は実務に役立つことはもちろんですが、取得することで他の設備関係の受験資格を得ることができるという点でも魅力があります。

空調設備士とは?

空調設備士とは建築設備における資格の一種で「公益社団法人空気調和・衛生工学会」が実施している設備士検定試験のうち、空調部門の合格者が認定される民間資格です。「空気調和・衛生工学会」は空調部門の他に衛生部門の試験も実施しており、空調部門と合わせて工学会設備士と呼ばれることもあります。この資格の歴史は古く、昭和31年に第一回試験が実施されており、現在では社会から高い評価を受けることができる資格の1つとして、4万人以上が建築設備のスペシャリストとして活躍中です。

空調設備士における仕事内容は、主に建設設備会社等で空調設備の施行管理、施工図、設計の作成です。この資格を所有してから、2年の実務経験を積むことによって、建設設備士や一級建築士の受験資格が得られることからも分かるように、建築設備業界では比較的重要視されている資格の1つで、職場によっては昇級や資格手当などで優遇されることもあります。また、転職でも有利になる可能性のある資格の1つですので、建設設備関係の仕事をしている場合は取っておいても無駄にはなりにくい資格です。

詳しい勉強方法については後述しますが、建設設備関係の資格は試験範囲が他の資格とも重複していることが多く、この空調設備士の勉強も「建築設備士」において有効になることがあります。そのため、空調・衛生設備関係の登竜門的な資格としての位置づけも強いので、できればこの資格を足掛かりとして、他の難しい資格にもチャレンジしてみましょう。