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砂利採取業務主任者

砂利採取業務主任者の概要

じゃりさいしゅぎょうむしゅにんしゃ

道路を造る際に路盤の材料にしたり、コンクリートの骨材に使用したりと砂利は建設材料としてなくてはならない存在です。しかし、大量の砂利を無秩序に採取していると自然破壊などの災害をもたらす危険があります。

砂利採取業務主任者とは?

砂利採取業務主任者は経済産業省管轄の国家資格であり、資格を取得することで砂利採取の計画作成や現場での監督業務を行えるようになります。その目的は砂利を大量に採取したことによる土砂崩れや急斜面崩落などの災害を防ぐことにあります。砂利採取法の規定によって現場の事務所ごとに砂利採取業務主任者を置かなければならないため、その需要は高いと言えるでしょう。

この資格を活かした就職先として挙げられるのは建設業界や土木業界の企業などです。また、すでにそれらの業界で働いている人にとっては、資格自体がキャリアアップや転職を目指す際の武器にもなります。特に、砂利を大量に使用している企業では砂利採取のスペシャリストとして重宝される可能性が高いでしょう。給与に関しては資格手当がつく場合もありますし、危険が伴う作業だけに、その分、高収入も期待できます。砂利採取業務主任者だけのデータはありませんが、掘削作業関連の業務の場合、40代で年収500万円~600万円程度が目安となります。

似たような資格としては「採石業務管理者」があります。こちらも同じ経済産業省管轄の国家資格であり、岩石の採取に伴う災害の防止を行うための資格です。事務所ごとに有資格者を置かなければならない点も同じで、こちらの資格も一定の需要が見込めるでしょう。未経験者であれば年収は200万円程度ですが、資格取得後10年に以上キャリアを積み、現場責任者としての役割を担うようになると500万円から600万円程度は期待できるようになります。