29,831社が登録する建設工事受発注プラットフォームCraftBank(クラフトバンク)

建設会社のビジネスマッチング/外注・発注・協力会社探し【建設業界企業検索クラフトバンク】 協力会社を探す 案件を探す クラフトバンクオフィス セミナー 職人酒場 クラフトバンク総研
会員登録(無料)

熱絶縁施工技能士

熱絶縁施工技能士の概要

ねつぜつえんせこうぎのうし

「熱絶縁施工技能士」は、建築施設で熱絶縁処理が必要となる部分の施工を行う技術者に対して、一定の技能を認定する国家資格です。

熱絶縁施工技能士とは?

「熱絶縁施工技能士」は、「熱絶縁工事」の施工に関する技能検定資格です。「熱絶縁工事」とは、オフィスビルやマンションなどで外部の温度の影響を受けると都合の悪い部分、冷暖房設備や熱搬送設備などに対して保温保冷材などを加工して取り付ける工事のことを言います。地球温暖化対策や省エネルギー化のためには必ず必要となる工事で、工場やプラントなどのエネルギー消費量の大きな建築物の工事などでも施工されることの多い工事です。省エネルギー化の工事には住宅家屋のリフォーム工事なども含まれているので、将来的にも多くの分野でその専門性に対する需要は大きなものとなっています。

また、有資格者は専任技術者になることができるのも大きな利点です。「専任技術者」とは建設会社が一定以上の規模の工事を受注する際に必要となる「建設業許可」手続きで設置が必要となる技術者のことです。この専任技術者になることができる人材は建設会社にとって非常に重要な存在です。ですから、有資格者は熱断熱施工のプロとしての評価だけでなく、建設会社内でのキャリアアップを含めた高い評価を受ける可能性があります。

熱絶縁施工技能士として上級技術者の資格となる1級を取ることができれば、より専門的で高度な化学プラントや工場などでの施工を行う機会も増えます。こうした大型施設の工事はより特殊な技能を必要とするので、資格の取得と施工のキャリアを積むことで、ますます活躍できる業務分野が広がっていくことになります。