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消防設備士

消防設備士の概要

しょうぼうせつびし

消防設備士は、ビルやマンションなど建築物の消防設備に関するエキスパートとしての国家資格です。ビルの管理やメンテナンス関係の業界での活躍が期待できる資格で、独立開業も可能とされています。

消防設備士とは?

消防設備士は消防法によって定められている国家資格で、ビルやマンション、デパート、公共施設などに設置されている消防用設備の管理業務を行います。具体的には、消火設備、警報設備、避難設備などの設置や整備などの業務で、消防設備士だけが認められています。消防設備士は、甲種と乙種に分かれています。甲種は指定された区分の消防用設備の工事、整備、点検ができる資格です。1から5類と特類があり、それぞれ扱うことができる設備が決まっています。乙類は整備と点検に限った資格で、1から7類まであります。うち1から5類は甲類と同じ区分です。

防火管理者という資格と混同されやすいですが、防火管理者は施設で消火訓練や消防設備の点検や維持を監督する管理者です。こちらも消防法により定められている資格ですが、施設ごとに設置する必要があります。一方、消防設備士は、消火設備などの設置、整備を行うために必要とされる資格であり、施設ごとに設置する必要はありません。

消防設備士の資格を生かした就職先としては、建物の防災設備の管理や工事などの業務を行うビル管理会社、プラント建設会社、ビル設備会社などに有利でしょう。また、消防設備を常時メンテナンスする必要のあるデパートやホテル、スタジアムなどでも引き合いがあるでしょう。

消防設備士の給与については、資格の種別、就職先によっても異なりますが、一般的な平均年収は400万円ほどといわれています。また、独立開業も可能であり、成功すれば、収入が倍以上に増える可能性もあります。