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建築鉄骨超音波検査技術者

建築鉄骨超音波検査技術者の概要

けんちくてっこつちょうおんぱけんさぎじゅつしゃ

建築鉄骨超音波検査技術者」は、建設工事現場などで使用される鉄骨の品質管理のための超音波検査をする技術者のための資格です。

鉄骨を使用する現場は数多く、その品質管理には専門的な技術や知識が必要とされるため、有資格者は建設業界での活躍が期待されます。

建築鉄骨超音波検査技術者とは?

建設現場などでの鉄骨の使用においては安全管理上の義務がいくつかあり、調査報告書を作成する場合には超音波検査の実施が必要となります。「建築鉄骨超音波検査技術者」は鉄骨の超音波検査に関しては、一定の技術のある方を認定する民間資格です。この資格がなくても検査の実施はできますが、超音波検査は機器の使用や検査基準の知識が専門的であるため、超音波検査を行う技術者の多くはこの資格を保有しています。資格保有者の数は姉妹資格ともいえる「建築鉄骨製品検査技術者」が約8700名、より専門的な「建築鉄骨超音波検査技術者」は約3500名いて、全国の建設会社や設計会社などで活躍しているようです。

資格者の位置づけとしては、国土交通省の「大臣認定のための工場性能評価」における「性能評価基準」において、鉄骨の品質管理の分野での基準充足資格者の一員として位置付けられている資格です。したがって、民間資格でも鉄骨の品質管理の現場では有資格者を置くことが通常となっています。有資格者は専門の機器を使用し、細かな変更の多い技術上の調査基準に精通していることを求められますので、資格取得後も現場での研鑽や登録団体の行う資格者向けの講習などへの参加などを通じて、常に最新の情報を追っておく必要があります。

有資格者は鉄骨検査のプロであると同時に鉄骨の運用や設計のプロでもある方が多いので、この資格と合わせて「鉄骨製作管理技術者」「鉄骨工事管理責任者」といった資格を所有している技術者が多いようです。これらの資格を保有していると建設業界では「鉄骨建築のプロ」としてみなされ、キャリアアップや就職、転職の機会が大幅に増えていくでしょう。