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建築積算士(旧建築積算資格者)

建築積算士(旧建築積算資格者)の概要

けんちくせきさんし(きゅうけんちくせきさんしかくしゃ)

住宅やマンション、ビルなどの建築のコストを見積もる作業を「積算」と呼んでいます。設計図や仕様書から建築に必要な材料の種類やその数量を算出し、労務費や機械経費を割り出して、工事費全体を計算する「建築積算士」は、積算に関する一定の専門知識と技術を持っていることを証明する資格です。「建築積算士」は、以前は「建築積算資格者」という称号で呼ばれていて、平成28年度4月1日時点の資格登録者数は10,851名にのぼります。

建築積算士(旧建築積算資格者)とは?

「建築積算士」とは民間の資格で、公益社団法人日本建築積算協会が実施する試験に合格し、登録した人が建築積算士として認定されます。「建築積算資格者」は平成21年度に「建築積算士」に名称が改められた資格で、建築積算士の資格を得るには、試験に合格後、試験合格の年度内に登録申請をします。登録手数料として12,960円がかかります。また3年ごとに更新講習を受講して登録を更新する必要があります。

建築積算に関係する資格には「建築積算士」の他に、「コスト管理士」、「建築積算士補」、「一級建築士」などがあります。「コスト管理士」とは、建築のライフサイクル全般におけるコスト管理に関する業務の円滑な遂行に供する知識及び技術を有する専門家で、建築積算士の上位にあたる資格です。「建築積算士補」とは、建築積算資格者の下位資格で、主催協会の認定校で建築積算講座を受講し、所定の単位を取得した後に、認定試験に合格して取得できる資格です。また建築積算士のうちの9割が、「一級建築士」の資格を保有しています。「コスト管理士」「建築積算士補」、「一級建築士」の資格を持っていると、建築積算士の1次試験は免除されます。

建築積算士の資格保有者の給与は、就職先の企業によって大きく異なっており一概にはいえませんが、建築積算士の資格を保有していると、ゼネコン、建築積算事務所、建築設計事務所、建設会社、工務店、建設資材商社など積算業務をおこなう建築関連の企業への就職に優位にはたらきます。