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建築構造士

建築構造士の概要

けんちくこうぞうし

構造設計とは、建築物が力学的に安全性を満たしているかどうかを考慮に入れて土台や骨組みを設計する技術のことで、「建築構造士」は構造設計に関する高度な専門知識と、経験を持っている優れた技術者であることを認定する資格です。

建築構造士とは?

JSCA建築構造士とは、社団法人日本建築構造技術者協会(JSCA)の責任において、社会に推薦しうる構造設計者の呼称で、「JSCA建築構造士認定試験」合格者が建築構造士名簿に登録されることで認定される、建築分野の民間資格です。JSCA建築構造士とは構造計画の立案、構造計算書を含む構造設計図書の作成業務から工事監理まで、高度な技術と知識を保有していることを認定する資格です。JSCA建築構造士の試験では構造設計に関する技術や知識だけでなく、今までの経歴のチェックがあり、面接試験では職業倫理の高さや建築構造士としての見識を問われる質問がなされます。

JSCA建築構造士に似ている資格に「構造設計一級建築士」がありますが、JSCA建築構造士は「構造設計一級建築士」の上位資格にあたり、構造設計一級建築士を取得したのち、指定された構造設計の実務を2年以上経験していることが求められています。資格取得の後も、5年間ごとの更新が必要となり、最新の知識や技術を学ぶための講習の参加が義務づけられています。

JSCA建築構造士の就職先は、構造設計事務所や総合建設会社・ゼネコンの構造設計部署、調査会社、官公庁などがあげられます。JSCA建築構造士の資格保有者の給与は、就職先によってまちまちですが、JSCA建築構造士は建築分野において最上級の資格といわれていて、建築士の中でも好待遇のポストについている人の割合が多いのが特徴です。