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建築施工管理技士

建築施工管理技士の概要

けんちくせこうかんりぎし

建築の仕事に携わった場合、最高にやりがいを感じるのが大規模なプロジェクトに重要なポジションで参画した時ではないでしょうか。そして、多くの苦難を乗り越えて巨大な建築物が完成した時はなんとも言えない達成感が得られるはずです。

建築施工管理技士とは?

建築施工管理技士は国家資格である施工管理技士のひとつで、1級と2級に分かれています。2級の資格を取得すると小規模工事現場の監督・指揮が行える主任技術者になることができます。そして、1級の資格を取得するとそれに加えて、大規模建設現場の監督・指揮が行える監理技術者になれるのです。

これらの技術者は現場に必ず配置しなくてはならないため、資格取得者になると待遇面でも優遇される可能性が高くなります。多くの企業では資格を取得することで資格手当がつきますし、経験や実績を積んでいくと大幅な昇給も期待できます。特に、1級建築施工管理技士は社会的にも信頼が厚く、監督する工事の規模が制限されていない専門資格であるため、建設会社からは引く手あまたです。転職を行う際も有利な立場で仕事を選べることになります。しかも、定年退職した後も、復職のチャンスがあるのが魅力です。1級の資格を取得していると60歳を超えていても正社員として雇用してくれる企業があるほどです。将来を考えるなら、早めに1級資格を取り、実績を積み上げていくのが賢明でしょう。

なお、建築施工管理技士の年収は400万円から600万円程度が目安とされています。しかし、1級資格を取得してからの経験が長い場合は700万円を超えるケースもあります。同じ建築の国家資格としては建築士がありますが、これは主に設計や監理者に特化した資格であり、工事現場での監督・指揮がメインの建築施工管理技士とは性格を異にするものです。