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建築仕上げ改修施工管理技術者

建築仕上げ改修施工管理技術者の概要

けんちくしあげかいしゅうせこうかんりぎじゅつしゃ

建築仕上げ改修施工管理技術者は、建築物の改修や長寿命化を図る上で欠かせない建築技術の資格です。
日本の建築物の総延べ面積は80億平方メートルを超えていています。建築物を資産とし、スクラップにしないためには、維持し改良する必要があり、社会的な課題にもなっています。これらを克服するためにも建築仕上げ改修施工管理技術者の資格が必要であります。

建築仕上げ改修施工管理技術者とは?

建築仕上げ改修施工管理技術者は平成3年に設立された資格で、平成25年3月現在で約4,300名が資格を保有しています。建築仕上げや改修工事の施工部門の専門技術者として、改修工事の施工管理を行うもので、簡単に言えばリフォーム工事の管理ができる資格です。戦前や戦後に立てられた膨大な建築物は、そのまま放置しますとスクラップとして壊すしかありませんが、最新の技術を導入し、維持管理・改良していけば資産として残すことができます。
2013年11月に策定された「インフラ長寿命化計画」でもインフラの老朽化対策として、建築物の点検・診断・修繕・更新を実地するよう求められています。

建築仕上げ改修施工管理技術者の資格を取得するためには「建築仕上げリフォーム技術研修」を受ける必要があります。研修では、改修に関する唯一の標準仕様書である「公共建築改修工事標準仕様書」とその実務的詳細をあらわした「建築改修工事監理指針」を基本教材としています。重要なことは、改修に関する唯一の標準仕様書は「公共建築改修工事標準仕様書」で、これを習得しなければ建築物の改修ができないことです。

建築仕上げ改修施工管理技術者は、改修施工の技術や知識を習得し、膨大な建築物の改修・リフォームを適切に施工管理します。放置しておけばスクラップになるものを資産とすることができる資格です。

建築仕上げ改修施工管理技術者の資格は、建設業許可の技術者としての認定を受けられる資格はありません。将来独立したい人や、よりよい転職先を探したいという方は、あわせて施工管理技士の資格の取得も考えておきましょう。