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冷凍空調工事保安管理者

冷凍空調工事保安管理者の概要

れいとうくうちょうこうじほあんかんりしゃ

冷凍空調工事保安管理者は、製氷や冷蔵、空調、暖房などの冷凍空調施設に関する資格です。
保安管理者の資格を取れば、冷凍空調施設の工事やメンテナンスといった冷凍空調分野に業務を広げることができ、その分野において信用を得やすくなるでしょう。

冷凍空調工事保安管理者とは?

冷凍空調工事保安管理者は高圧ガス保安協会が定める民間資格です。「高圧ガス保安法令」と、高圧ガス保安協会が制定した「冷凍空調装置の施設基準」に従って業務を行います。業務内容は、冷凍空調施設の設置工事・検査、もしくは検査をする者を指揮、監督することです。冷凍空調工事保安管理者は、高圧ガス保安協会が認定する冷凍空調施設工事事業所を前提とした資格で、事業所の認定とともに選ばれます。そのため、業務を行うには認定された事業所に所属していなければなりません。また、事業所の認定はその業務内容に応じて5つの区分に(A・B・C・S・Sp)に分けられていて、資格は所属している事業所の認定区分と同じものになります。

A・B・Cはフルオロカーボンを冷媒とした冷凍空調施設が、S・Spはアンモニアを冷媒とした冷凍空調施設が工事の対象です。AとSは一日の冷凍能力が3トン以上の冷凍空調施設の工事を行うことができ、B・C・Spは冷凍能力が3トン以上20トン未満の冷凍空調施設の工事に制限されます。加えて、Cは冷凍空調施設のパッケージュユニットの工事のみ、Spは現場での冷媒配管施工がない工事のみに限定されています。CよりB、BよりA、SpよりSが上位の区分です。もともとはフルオロカーボン冷凍空調施設を対象としたA・B・Cの3区分だけでしたが、フロンガスの規制に伴い、アンモニア冷凍空調施設を対象としたS・Spが追加されて5つの区分となりました。