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冷凍空気調和機器施工

冷凍空気調和機器施工の概要

れいとうくうきちょうわききせこう

冷蔵庫やエアコンは今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。ただ、こういった冷却のための機器には冷媒ガスが用いられており、取扱いには注意が必要です。特に、施工工事の際には一定の知識と技術力が求められます。

冷凍空気調和機器施工とは?

冷凍空気調和機器施工は国家試験である技能士の一種であり、1級~3級に分かれています。そして、資格を取得すれば、冷蔵庫やエアコンといった冷媒ガスを用いた機器に関して一定以上の施工技術を有していることの証明となります。1級が上級技能者、2級が中級技能者、3級が初級技能者という位置づけです。なお、この資格は名称独占資格であるため、資格がなくてもエアコンや冷蔵庫の施工工事は行えますが、無資格で冷凍空気調和機器施工技能士を名乗ることは禁じられています。

この資格を活かした就職先は建設会社や空調設備業者などです。建設会社に就職した場合、2級以上の資格を取得していると一般建設業における管工事の専任技術者になれます。また、企業側からすると有資格者を雇うことで会社の評価が上がる場合があるため、待遇面でも優遇される可能性が高いでしょう。給与に関しては資格取得者だけのデータはありませんが、建設会社勤務の場合、40代で年収500万円~600万円程度が目安となります。あとは資格手当や資格を活かした仕事の実績などでどれだけ上乗せができるかでしょう。

国家資格の中に冷凍機械責任者というものがありますが、これは大型冷凍機械の管理とそれに用いられている高圧ガスを保安するための資格であり、施工工事のための資格である冷凍空気調和機器施工とは全く性格の異なるものです。また、民間資格には冷凍空調技士というものもありますが、こちらは冷凍・冷房用設備の設計や製造をするための資格です。