29,837社が登録する建設工事受発注プラットフォームCraftBank(クラフトバンク)

建設会社のビジネスマッチング/外注・発注・協力会社探し【建設業界企業検索クラフトバンク】 協力会社を探す 案件を探す クラフトバンクオフィス セミナー 職人酒場 クラフトバンク総研
会員登録(無料)

内装仕上げ施工技能士

内装仕上げ施工技能士の概要

ないそうしあげせこうぎのうし

「内装仕上げ施工技能士」は、建物の工事の最後に行う内装仕上げ作業に必要な一定の技能を持つ技術者に認定される国家資格です。

内装仕上げ施工技能士とは?

「内装仕上げ施工技能士」は厚生労働省が主催する国家資格の技能検定制度の1つです。内装仕上げ工事に必要となる一定の技能を持つ技術者に対して認定されます。等級は3つに分かれており3級と2級は各都道府県知事名の合格証書が、1級は厚生労働大臣名の合格証書が授与されます。特に上級技術者と位置付けられている「1級内装仕上げ施工士」は現場での評価が非常に高く、公共物件の施工工事の際には1級内装仕上げ施工士の常駐が義務付けられていることも多いので、建設業界では需要の高い存在です。建設業許可申請で必要となる「専任技術者」になることもできるので、建設会社でのキャリアアップだけでなく、将来的には独立開業することも視野に入れることもできます。

この資格はいわゆる「名称独占資格」というもので、有資格者でないと「内装仕上げ施工技能士」と名乗って仕事をすることができないことになっています。ただし、この資格がないと内装仕上げの仕事ができないというものではなく、あくまでも内装仕上げの施工技術力の証明としての資格です。ただ、建設会社や内装業者にとっては有資格者を雇用することはメリットとなる点が大きいので、会社から積極的に技能検定の受験を奨励されることも多いです。技能検定の受検のためには一定の実務経験が必要となるので、会社で働きながら資格取得を目指し、将来的なキャリアアップにつなげていくという方法が資格取得の王道ルートとなっています。