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作業主任者

作業主任者の概要

さぎょうしゅにんしゃ

ボイラーを取り扱った作業や掘削作業などを行う際に、選出が必要となっている作業主任者。作業主任者を置かなくてはならない作業は実に30以上に上ります。

作業主任者とは?

作業主任者とは、定められた作業を行う際に必ず置かなくてはならない責任者のことです。労働災害を防止するために設けられ、作業を行う従事者の管理や指揮、機械や安全装置などの点検、工具などを使用する場合の監視などが主な業務となります。建築業においては現場監督に近い役割を担っています。これは労働安全衛生法によって定められており、作業を行う事業主は作業主任者を選任し、作業場の見やすい場所に作業主任者の氏名と業務事項を掲示することが義務付けられています。他の安全衛生管理責任とは異なり、労働基準監督署への報告義務はありません。

作業主任者を任せられるのは、その業務で定められた免許を所持しているか、指定の講習を修了している者に限られます。この作業分類は30以上にも上っており、作業主任者を行うためにはそれぞれ特定の作業での資格が必要となります。例えば、ボイラー取扱作業主任者の資格を持っている者はボイラーの取り扱いに関する作業主任者のみを遂行することができ、高圧室内作業主任者の資格を持っている者は高圧室内での送気や排気などの作業を行う際の作業主任者のみを遂行できるという具合です。他にも、ガス溶接作業主任者、エックス線作業主任者、第一種圧力容器取扱作業主任者、プレス機械作業主任者など多くの種類があります。自身が所属している会社や必要とされている作業主任者に合わせて、必要な資格の取得を検討するのが良いでしょう。