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ブロック建築技能士

ブロック建築技能士の概要

ぶろっくけんちくぎのうし

駐車場をはじめ、さまざまなところに使われているブロック塀。このようなコンクリートブロックを使った構築物を作るために必要なのがブロック建築技能士という資格です。

ブロック建築技能士とは?

ブロック建築技能士とは、コンクリートブロックを用いた構築物を作り上げる技術を公的に認められた技術者に与えられる称号です。ブロック建築技能士が手掛けるのはコンクリートブロックで作られる構築物であり、一般的にはブロック塀などがイメージしやすいでしょう。コンクリートブロックは1つ1つに穴が空いており、その穴に鉄筋を通して補強し、ブロックを積み上げていく方法で工事が行われます。ブロックとブロックのつなぎ目にはコンクリートを補充していくため、綺麗な構築物を作り上げるためにはある程度の経験が必要です。

ブロック建築技能士は左官職人などと似た技術が要求され、就職後の給与もこれらの技術職とほぼ同様の水準になっているようです。具体的には、20代で月20万円程度、30代で30万円程度の給与だと考えておいていいでしょう。これを見ても分かる通り、ブロック建築技能士という資格単体ではそれほど給与面で優遇されるわけではありませんが、ブロック建築技能士の資格取得者は石工事やブロック工事などの専任技術者になることができます。専任技術者は建設業許可の要件として、特定の建設工事を行う営業所ではそれに関連する専任技術者を配置しなければならないことになっています。そのため、ブロック建設などを行っている会社では、営業所ごとにブロック建築技能士の資格取得者が必要となってきます。専任技術者以外にも、資格を持っていることで役職が付けばそれなりに大きな収入を獲得することもできるでしょう。