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コンクリート圧送施工技能士

コンクリート圧送施工技能士の概要

こんくりーとあっそうせこうぎのうし

「コンクリート圧送施工技能士」は、厚生労働省が主催する技能検定の1つで、コンクリート圧送施工に関する一定の技術を持った技術者に与えられる国家資格です。

コンクリート圧送施工技能士とは?

「コンクリート圧送施工技能士」は、働く人の一定の技能に対して評価する国家検定制度である技能検定の1つで、職業能力開発促進法第44条に基づいて、厚生料同省が実施している国家資格です。資格検定の実施や問題の作成などは中央職業能力開発協会が実施していて、全国の会場で年2回、検定を受けることができます。この資格自体は名称独占資格というもので、検定合格者でないと「コンクリート圧送施工技能士」と名乗ることはできません。資格がなくてもコンクリート圧送の業務に就くことはできますが、実際に長らく業務にかかわっている技術者の多くは技能検定に合格している方が多いです。

コンクリート圧送とは、コンクリートミキサー車などによって建設現場などに搬入された生コンクリートを所定の型枠内の箇所に対して、コンクリートポンプ車を使って圧送する作業のことを指します。コンクリート圧送では、数十メートルにも及ぶブームを使った圧送や、複雑で長い配管構造を使った圧送作業を行いますので、施工には専門的な知識や経験が欠かせないものとなります。万が一、コンクリート圧送で事故が起こった場合は重大な事態につながるおそれがありますので、安全対策上の管理も欠かせません。したがって、コンクリート圧送作業では工事にかかわる技術者や作業員の高い専門性や技術の高さが要求されます。

コンクリート圧送は建物やインフラの建設現場では必須の作業で、専門技術を持った技術者や作業員の需要は常に高いものがあります。検定合格者は各地の工事現場で重用されるほか、建設業界での就職、転職、キャリアアップにおいて大きなアドバンテージを得ることになります。