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とび技能士

とび技能士の概要

とびぎのうし

建設現場で働くために有利になる資格のひとつにとび技能士があります。無条件で受験できるものから実務経験だけで受験できるものまで段階が分かれているとび技能士を取得すれば、給料アップも可能です。

とび技能士とは?

とび技能士とは、都道府県知事によって実施されているとび職に関する技能を認定する国家資格のことです。とび職には、玉掛けや足場組み作業、鉄骨組み立て作業など実務経験を要する技能講習があります。それぞれがとび職をする上で必要な資格ですが、とび技能士はそれより上の位置になる、とび職の中での最高峰の資格です。特に独立するには一級とび技能士を取得することが条件になっているので、将来独立を目指すなら必ず取っておきたい資格と言えます。

建設業は全体的に残業が少ない傾向のある仕事です。とび職の場合も同様で、現場によって何らかの事情が伴わない限りは定時か1時間程度の残業で退職できる業種です。体力を使う仕事ではありますが、給与面も悪くはなく、平成27年度の厚生労働省の『賃金構造基本統計調査』によれば、勤続年数10年で40歳の場合の平均年収はおよそ414万円という数字が出ています。とび技能士を取得することで、ここからさらに給与アップを見込むことはできます。

とび技能士の有資格者は、建設現場では欠かせない存在と言えるでしょう。足場や鉄骨を組む作業は一般の戸建て住宅からマンションなど高層の建物にも必要な作業です。その技術と必要な知識を有していることが国家資格として認められていることで、現場作業で働く上での信頼度が上がります。三級とび技能士の場合は実務経験なども特に問われないので、とび職を目指すならまず三級から取得しておくといいでしょう。